こんにちわ、なっちゃんです!
さて、今年の旧正月は1月29日(土)から2月6日までの、なんと9連休!
さて、先日の記事では旧正月の除夕(chú xì / ㄔㄨˊ ㄒㄧˋ)までにどんなことをするのかお話ししました。
ここの中でもお話ししましたが、今回は旧正月に起こる、いい事と嫌な事、そして、旧正月に使える中国語についても紹介していきます!
旧正月の長〜い連休
台湾には補班(bǔ bān / ㄅㄨˇ ㄅㄢ)という制度があり、大切な連休を長くするためにその前のどこかの休日が出勤日になり、連休の間にある平日に振替休日として当てています。
日本の場合は、自分で調整する方もいるかもしれませんが、台湾では連休を長くするために、この補班が政府から決められています。今年の場合は、1月22日(土)が出勤になり、2月4日(金)が休日になっています。
日本は大晦日が祝日ではありませんが、台湾は除夕が基本的に祝日になります。今年の場合は、過年から3日間が連休で、金曜日だけが平日になっているので、連休を長くするために、金曜日が振替休日となっています。これは毎年変わりますが、今年は特に長い連休になっています。
旧正月のいい事って何?

旧正月に起こるいい事、子供にとってはやはりお年玉がもらえることですね!台湾ではお年玉のことを紅包(hóng bāo / ㄏㄨㄥˊ ㄅㄠ)と言い、日本のようなバラエティ豊かなお年玉袋では無く、必ず赤色の袋が使われます。
また、家族と過ごす除夕では、普段仕事の時間が違いなかなか一緒に食卓を囲むことができない家族みんなで一緒にご飯を食べることができます。
さらに親戚も集まると、年に1度しか会えない人もいるかもしれません。久しぶりに会う親しい人たちと、一緒にご飯を食べたり、最近どう?なんて、近況報告をしあったり、わいわいと楽しくしている光景が目に浮かびますね。
旧正月の嫌なことって?
さて、親戚が集まって近況報告。
それって日本でもありますよね。正月に親戚が家に来たと思ったら、お酒を飲んでいらん話ばっかりするあれです。
実は台湾でもそれは同じで、「Social Lab社群實驗室(shè qún shí yàn shì / ㄕㄜˋ ㄑㄩㄣˊ ㄕˊ ㄧㄢˋ ㄕˋ)」からはこんなランキングが発表されています。

≪過年是場災難?網友最厭惡5大困擾 (yahoo.com)≫
旧正月に使える中国語

「新年快樂」
(xīn nián kuài lè / ㄒㄧㄣ ㄋㄧㄢˊ ㄎㄨㄞˋ ㄌㄜˋ)
訳→あけましておめでとうございます
除夕の前日から、長くて元宵節(yuán xiāo jié / ㄩㄢˊ ㄒㄧㄠ ㄐㄧㄝˊ)まで使われる言葉です。年越し前に買い物をした時や、人に会った時は、「良いお年を!」という意味で使われ、年が明けてからは、「あけましておめでとうございます」という意味で使われます。
「恭喜發財 」
(gōng xǐ fā cái / ㄍㄨㄥ ㄒㄧˇ ㄈㄚ ㄘㄞˊ)
訳→お金持ちになりますように
新年快樂とセットで、「あけましておめでとうございます」という意味で使われることが多くあります。単体の意味としては、「お金持ちになりますように」や「今年も儲かりますように」というものがあります。
「萬事如意」
(wàn shì rú yì / ㄨㄢˋ ㄕˋ ㄖㄨˊ ㄧˋ)
訳→何事もうまくいきますように
こちらも新年快樂と一緒に使うことが多い言葉。今年も全てが思い通りになるように、全てのことがうまくいくようにという意味が込められています。
いよいよ台湾の旧正月
いよいよ台湾では旧正月が始まりました。街中も天燈や春聯で装飾されて、旧正月ムード一色です。
なかなか旧正月の台湾の家庭事情を知ることはできないと思いますが、親戚と集まったら質問攻めにされたり、帰省ラッシュの大渋滞や、正月太りなど、台湾人にも日本と同じ悩みがあるようですね。
日本のみなさんは正月太り、解消できましたか?まだの方も大丈夫。ダイエットは旧正月が明けてから!なんて言っておけば良いでしょう。