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「あつあつの台湾の弁当」VS「ひえひえの日本の弁当」

約6分

こんにちは、なっちゃんです!

私は駅弁が大好きで、新幹線で旅行に行くときは必ずと言っていいほど、駅弁を買います。
日本の駅弁といえば、北は北海道のいかめし、群馬県では峠の釜めし、今や台湾にも進出している、神奈川県のシウマイ弁当など、日本各地様々な種類があります。

(↑松坂牛弁当)

台湾の主要駅にももちろん駅弁屋さんがあり、様々な種類の駅弁が販売されています。

台湾も日本と同じく、各地方によって特色のある駅弁が販売されていますが、どの地方へ行っても1番人気なのが、「排骨便當」(pái gǔ biàn dāng)(ㄆㄞˊ ㄍㄨˇ ㄅㄧㄢˋ ㄉㄤ)という、ご飯の上に大きな豚スペアリブが乗った駅弁です。

(↑排骨便當)

日本も台湾も、新幹線に乗ると、駅弁を食べる文化に違いはありません。ですが、日本と台湾の駅弁の販売方法には決定的な違いがあるのです!

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日は、それについて、お話していこうと思います!

台湾の駅弁は、鐵路便當って名前

まずは、台湾の駅弁について!

(↑排骨便當)

(↑滷豬肉便當)

日本の駅弁は、駅で売っている弁当だから、駅弁という名前なので、直訳すると「車站便當」(chē zhàn biàn dāng、ㄔㄜ ㄓㄢˋ ㄅㄧㄢˋ ㄉㄤ)となりますが、そうではないんです。

台湾で駅弁は、「鐵路便當」(tiě lù biàn dāng、ㄊㄧㄝˇ ㄌㄨˋ ㄅㄧㄢˋ ㄉㄤ)という名前で親しまれています。日本語に直訳すると、鉄道弁当ですね!

あつあつの状態で販売されている台湾の駅弁

台湾の駅弁も、売っている場所は日本と変わりません。ただ、台湾と日本では販売の方法に大きな違いがあるのです。

台湾の友人が、来日して驚いたことの一つに、「日本のお弁当が冷たい」という意見を聞いたことがあります。私たち日本人は、ちいさい頃から、お弁当=冷たいことが当たり前という方が多いかと思います。

小学校の遠足の時も、運動会の時も、私は高校生になったら毎日、お母さんが作ってくれたお弁当に、保冷剤をつけて、保冷バックに入れて冷やして持っていっていました。もちろん日本では駅弁も同じく、見本が飾られていて、その下の冷蔵庫でしっかり冷やして保管・販売されていますよね。

ですが、台湾は違います。

台湾人は、ほとんどの人があつあつの弁当を好む為、駅弁は常温どころか、店頭では保温バックにいれて保管・販売されています。

また、台湾は温かいものを食べる習慣があるので、お弁当を家で作る習慣も、そのお弁当を冷やして持っていく習慣もなく、小学生や中学生でも遠足に行ったらコンビニや近所の食堂で買って食べたり、運動会の時はデリバリーで注文したりなんてことも聞きました。

日本の弁当と台湾の弁当の違いは?

(↑家庭で作るお弁当)

さて、台湾の弁当というと、あつあつのご飯の上に、野菜もお肉もなんでもかんでも乗せていく、のっけ丼スタイルです。

のっけ丼スタイルの利点は、日本でいうかつ丼や親子丼のように、おかずのつゆが、ご飯にしっかりしみ込んでいること。しかし、ご飯がべちゃべちゃになり、逆にそれが短所にもなってしまいますが。

ただその、のっけ丼スタイルも、台湾ならではであり、温かい弁当だからこそ許されるのかなあ・・・なんて考えたこともあります。日本の冷たいお弁当がべちゃべちゃだったら・・・なんて想像もしたくありませんよね(笑)

ただ、台湾の友人からは温かいと体に優しそうという意見や、温かいお弁当はいい匂いがして、ついつい買いたくなってしまうなんていう声もいただきました。日本では、お弁当売り場がいい匂いなんて考えたこともないですが、確かにお腹がすいているときにいい匂いがしたら、ついつい買いに行ってしまいますよね!

崎陽軒が台湾進出!日本式冷弁当は受け入れられるのか?

引用元:美人圈
URL:https://www.beauty321.com/post/34597

2020年8月、日本人なら知らない人はいない、横浜の崎陽軒が台北駅に進出しました。もちろん、有名なシウマイ弁当も販売されています。

日本では先ほども書いたように、しっかり冷やした状態で販売されていますよね。ですが台湾では、台湾人の文化に合わせて、温かい状態で販売されているんです。

日本全国どこへ行っても、温かい状態で販売されているシウマイ弁当は、台湾にしかないといっても過言ではありません。そのくらい、台湾でのあつあつ弁当文化は大切にされているということですね!

崎陽軒 台北駅店
住所:台北市中正區北平西路3號(微風台北火車站1F北二門)
営業時間:10:00~22:00

さいごに

さて今回は、台湾のあたたかいお弁当を食べる文化について、駅弁を例にあげてお話してきました。

日本人にとって身近なお弁当とは、小さいころから食べている、お弁当箱に入った手作り弁当。

日本は衛生管理面がしっかりしていることもあり、梅干を入れたり、保冷剤をつけたり、お弁当の腐敗を防ぐための様々な工夫がされています。また、日本のお弁当は、ご飯の上に具が乗っていたとしても、冷めてからべちゃべちゃになったりしません。冷めても美味しいように味付けや調理方法も工夫されているのかもしれませんね。

台湾人は、温かいお弁当食べる文化があることから、台湾の駅弁が温かい状態で販売されていることがわかりました。

また、蒸し暑い時期が長く、夏も猛暑日が続くことが多い台湾では、お弁当を家から持っていくこと自体、嫌がられているようです。もともと油を多く使った料理が多い台湾では、温かいうちに食べれば美味しいという考えが多く、日本のように冷やして保存することまでは考えられていないようです。

また、台湾では外食文化が発展しており、朝ごはん、昼ごはん、夜ご飯、すべてにおいて安価なものが多くあり、テイクアウトして職場で食べることもできます。


また友人曰く、台湾で学生が弁当を持参しない理由としては、朝学校へ行き、お昼はお昼ご飯屋さんで温かいものを食べて、午後の授業が終わったら放課後はそのまま塾へ行く学生が多く、お弁当は面倒なんていう声もありました。

温かいものは、温かいうちに!みなさんも台湾で新幹線に乗った際は、ぜひ台湾の「あつあつ弁当」、体験してみてくださいね!

[pad]

執筆者プロフィール

なっちゃん
はじめまして。2014年に初めて台湾へ旅行してから、すっかり台湾の虜に。
美味しいものと写真を撮ることが大好きで、北から南、東、離島まで、いろんな観光地へ行ってきました!
コロナ禍で現在台湾へ行くことができませんが、撮り溜めた写真と記憶を引きずり出して、台湾の良いところをたくさん紹介できればいいなあと思っています!
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